中部電力=「ゼロエミチャレンジ2050」を発表
中部電力は23日、2050年の脱炭素社会の実現に向けたグループの挑戦「ゼロエミチャレンジ2050」を発表。同時に2018年に策定した経営ビジョン達成に向け、具体的な取り組みとして「中部電力グループ経営ビジョン実現に向けた取り組み」をまとめた。
具体的には2030年までに販売する電気由来の二酸化炭素排出量を2013年度対比で50%以上(約3,250万トン)削減するとともに、緊急車両を除き、保有する社用車を100%電動化する。また、再生可能エネルギーについて、2030年頃に200万kW以上の開発を目標に掲げている。現時点の持分出力は、グループ全体で約56万kWだが、短期的には太陽光、中期的には水力、バイオマス、陸上風力、長期的には洋上風力、地熱の開発・保有拡大を積極的に進め、エネルギー自給率向上と脱炭素を目指す。
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