中京地区SS小売市況=愛知は3週ぶりの値上げ、三重県は軟化
資源エネルギー庁が14日に発表した全国小売価格によると、12日現在で愛知県のレギュラーガソリンは前週比0.2円高の150円と、3週ぶりに値上がりした。元売りの仕切り引き上げが浸透したようだ。もっとも、150円を前後し、消費者間では割高意識も広がっており、近隣の三重県は同0.2円安の148.7円、岐阜県も同0.3円安の151.3円、静岡県も同0.1円安の150.4円と小幅ながら下振れしている。元売り各社は4月2週分の仕切り価格を1円引き上げ、3週分は1.5円の引き下げを決めている。
三重県津市では一般セルフ店が140~143円の看板価格に対し、各種特典で130円台後半が実売のようだ。販売が鈍化したSSでは実売134~136円に設定し、消費者にアピールしている。四日市市内は津市に対して1~2円高めと市場関係者から伝えられた。
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