中京地区SS小売市況=愛知県のRG、3週ぶりに値上げ
資源エネルギー庁が28日発表した全国小売価格によると、26日現在で愛知県のレギュラーガソリンは前週比0.7円高の149.8円となり、3週ぶりに値上がりした。元売り仕切り価格の引き上げを織り込んだようだ。近隣でも岐阜県が同0.5円高の151.7円、三重県が同0.3円高の149.8円、静岡県が同0.3円高の150.4円といずれも150円前後まで上昇している。
地区別では、津市の一般セルフ店で看板価格139~143円、実売137~140円が多いようだ。また、浜松市内では看板140円前後、系列量販店で実売137円と伝えられた。コストコ浜松店と量販PB店は実売133円。
ENEOSや出光興産、コスモ石油マーケティングは4月第4週の仕切り価格を前週比1.5円引き上げ済み。第5週と5月第1週分は据え置いている。複数の市場関係者によると、ENEOSの4月ガソリン販売は1~28日現在で前年比10%超に達しているようだ。もっとも、昨年4月は自粛ムードが全国的に拡がった時期で、小売販売は大幅に落ち込んでいた。
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