グリーンイノベーション基金=審議会で水素プロジェクトに3700億円を配分
第2回 産業構造審議会 グリーンイノベーションプロジェクト部会 エネルギー構造転換分野ワーキンググループが開催され、水素関連プロジェクトの①目標、②研究開発項目や社会実装に向けた支援、③スケジュールや予算について、説明があった。この中で予算として、「大規模水素サプライチェーンの構築プロジェクト」に上限で3,000億円、「再エネ等由来の電力を活用した水電解による水素製造プロジェクト」に上限700億円の配分が了承された。
これは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に造成された「グリーンイノベーション基金」2兆円から配分される。対象プロジェクトは、上記2件を含む18件。「製鉄プロセスにおける水素活用」、「燃料アンモニアサプライチェーンの構築」などが含まれているが、水素案件の進捗が早かったことから、他の案件より先行して配分金額が決定した。年度内の早い段階で、事業開始を目指している。
【経済産業省HPより】
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