5月第4週のSS軽油市況=全国平均価格、4週連続値上がり
資源エネルギー庁が26日に発表したSS軽油小売価格によると、5月第4週の24日現在、全国平均価格は消費税込み132.7円と前週から0.7円値上がりした。これで4週連続の値上げ。元売り各社は20日以降の仕切り価格を据え置き、ないしは0.5円引き下げたものの、13日以降の仕切り価格を2.5円引き上げたため、小売業者間では価格転嫁の意識が強かったようだ。
最高値地区は長崎県で前週比1.6円高の142.9円、最安値は埼玉県で同1.1円高の125.6円。都市部では、北海道が前週比0.4円安の131.3円、東京都が変わらずの136.3円、愛知県が同0.8円安の131.6円、大阪府が同0.1円安の131円。
石油連盟によると、5月16~22日の軽油平均出荷量は全国ベースで1日あたり8万6,776klと前週比10.6%増。大型連休を終え、小休止していた各種物流が回復しつつあるようだ。
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