豊田通商=Merced Pipeline社に出資、水素バリューチェーンを構築
豊田通商は12日、Merced Pipeline社(米カリフォルニア州)へ4月に出資したことを発表した。再生可能ガス(RNG)由来の水素の地産地消のバリューチェーン構築を目指すもの。さらに、2020年9月からロサンゼルス港で開始している港湾荷役機械動力源の水素燃料電池化(FC化)の取り組みとのシナジー創出を図るなど、港湾のゼロエミッション化を積極的に推進していく。 Merced Pipeline社は2018年3月に設立され、再生可能天然ガス製造・販売を手掛ける。15社の牧畜業者と提携し、家畜ふん尿から発生するバイオガスを大気放出前に収集してメタンガスに精製。既存の天然ガスのパイプラインを介して、再生可能ガス(RNG)として供給する事業を行っている。水素製造においてもRNGなどガス由来は製造効率が良く、有力な手法として活用されている。 【同社HPより】
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