JEPX=電力スポット市場で30円台や40円台、監視等委員会が確認作業へ
日本卸電力取引(JEPX)の電力スポット市場にて、7月21日受渡の北海道、東北、東京の16時~17時でkWhあたり34.47円および41.64円を付けた。これにより、電力・ガス取引監視等委員会による旧一般電気事業者への売り入札量や需要見積もりに対する確認作業が入る見通しとなった。 電力・ガス監視等委員会では6月29日、20年度冬季に発生した価格高騰の検証結果を踏まえ、電力スポット市場におけるコマ毎のシステムプライス、エリアプライス、時間前市場におけるコマ毎平均価格のいずれかが、「30円以上」となった場合、旧一般電気事業者に対して、電力スポット市場へ余剰電力全量の売り入札を行ったことを示すデータの提供を求め、これを確認するとしている。また。各社の自社需要の見積もりおよび需要実績に関するデータについても、速やかに監視等委員会のホームページにおいて公表する。 |
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