伊藤忠エネクス=埼玉アドブルー工場で初荷式
総合エネルギー商社の伊藤忠エネクスが7日、新設した埼玉アドブルー工場で初荷式を執り行った。伊藤忠エネの佐藤元紀・モーターソリューション部長(写真右)のほか、同社からアドブルー製造委託を受ける伊藤忠工業ガスの堤浩二・代表取締役社長(同左)、北関東・甲信エリアの運送委託を受ける森田商会の森田寿・代表取締役(同左から二番目)、藤本運送の藤本龍也・専務取締役(同右から二番目)が出席した。
伊藤忠エネは7月に伊藤忠工業の西吉見事業所(埼玉県比企郡)内に埼玉アドブルー工場を新設。生産能力は日量30kl、貯蔵タンク(容量50kl)4基、純水タンク(同30kl)1基、溶解炉(同6kl)1基を備える。国内最大級のアドブルー販売シェアを誇る伊藤忠エネが製造に乗り出すのはこれが初めて。アドブルー需要増に対応し供給力の増強を図るほか、販売シェア拡大の足掛かりにする。
伊藤忠エネは工場新設に合わせて、24kl積みの移送専用タンクを購入した(写真背景)。
写真:伊藤忠エネクス提供
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