成田空港=千葉港頭石油ターミナルに新桟橋、今月から供用に
成田国際空港は1日、千葉港頭石油ターミナルに6,000トン級タンカーの着桟可能な桟橋(写真)が完成し、今月12日から供用すると発表した。
千葉港頭石油ターミナルは、成田空港で使用されるジェット燃料のパイプライン輸送出発点で、国内製油所から燃料を受入れる施設。同ターミナルでの新桟橋は30年ぶりの建設となる。2011年3月の東日本大震災を受け、災害に対して強靭施設の整備を目的に約50億円を投じ工事を進めてきた。
千葉港頭石油ターミナルは、新桟橋の完成で今までの約1.4倍となる年間900万klを取扱うことが可能となり、成田空港の航空需要増に対応していく。同ターミナルは新桟橋のほか、既存の桟橋として内航船2,000トン級、4,000トン級、外航船8,000トン級に対応できる設備を有する。貯油量は最大10万4,000kl。
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