商船三井と伊藤忠商事は11日、米国船級協会からアンモニアを燃料供給船の設計の基本承認(AIP；Approval in Principle)を取得したと発表した。本邦では初の取得になる。これは、シンガポールにおける舶用アンモニア燃料サプライチェーンの共同開発の一環で、商船三井が主体となって、TotalEnergies Marine Fuelsや Pavilion Energy Singaporeと取り組むもの。

アンモニア焚きエンジンは、国内外のメーカーによる開発が進められており、早ければ2020年代後半からアンモニア燃料船が竣工する見通し。今般のアンモニア燃料供給船は、シンガポールでアンモニア燃料船への燃料供給を目指している。

【会社HPより】