補助金解説=5週目からの発動条件と基準原油コスト算出方法
燃料油補助金の発動条件は、初めて発動してから4週ごとに変わる。
4週目までは当週の全国レギュラーガソリン(RG)小売価格と前週の補助金単価の合計が170円以上だった場合に発動する。
5週目からはRG小売価格と前週の補助金単価の合計が171円以上となった場合に発動する。激変緩和の趣旨を踏まえ、4週ごとに発動条件価格が1円ずつ切り上がる仕組みだ。
また、発動条件が変わるたびに、補助金単価を決定するための基準原油コストを算出し直すことになっている。
算出方法は初めて発動されたときと基本的に変わらない。
5週目(2月24~3月2日)以降の基準原油コストは、2週前(2月7~10日)の日経ドバイ平均から、発動条件価格171円超過分を引いた価格となる。
8週目(3月17~23日)まではこの基準原油コストと、前週の日経ドバイ平均価格との差が当週の補助金単価となる。
9週目(3月24~30日)から発動条件価格は172円以上に切り上がり、基準原油コストは再び算出し直される。
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