ENEOS=ケミカルリサイクル技術で協業へ、ブリヂストンと推進
ENEOSとブリヂストンは、使用済タイヤからタイヤ素原料を製造するケミカルリサイクル技術を展開する。両社は使用済タイヤを精密熱分解後、得られた分解油を石化原料化し、この石化原料から合成ゴム素原料のブタジエン等の化学品を高収率に製造するケミカルリサイクル技術の実証実験を行う(図参照)。2030年までに量産を想定した大規模実証試験を実施し、その後は早期に事業化する方針だ。このプロジェクトは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業」に採択されている。
ENEOS、ブリヂストンの両社は2040~2050年の脱炭素社会を前提に、中長期事業戦略または長期ビジョンとして産業のカーボンニュートラル化、および持続可能な社会を目指している。
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