燃料油補助金=6週目から5円/L見込み、政府上限引き上げ検討
経済産業省の「燃料油価格激変緩和措置」の6週目を迎える翌週(3月3~9日)は、石油元売りなどに支給する補助金単価が現行支給上限のリットルあたり5円となる見込みだ。前週(21~25日)のドバイ原油週平均価格69.9円から、5~8週目に適用する基準原油コスト60.2円を差し引くと9.7円と、上限5円を上回る。
一方、岸田文雄首相が25日、燃料油価格激変緩和策を拡充する意向を示したことを受け、経済産業省資源エネルギー庁は現行の支給上限を3月から引き上げる方向で検討に入った。具体的な適用日は「未定」(石油流通課)だが、6週目から適用された場合、補助金支給単価は最大9.7円となる。
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