日産化学=7月末めどに硝酸の生産再開見通し
日産化学は16日、富山工場の製造設備の不具合で生産が停止した硝酸の製造を7月末をめどに再開するとの見通しを示した。ただ、復旧状況によっては製造再開時期が変更される可能性もある。
日産化学は硝酸の生産停止に伴い、現在アンモニアの生産も減らしている。硝酸の原料となるアンモニアの使用量が減ることに対応し、生産のバランスを調整したようだ。アンモニア自体の出荷販売に支障はない。
同じくアンモニアを原料とする尿素、アドブルーの生産に影響はないようだ。出荷販売も通常通りと伝えられた。
※『CROSSVIEW軽油』第99号(22年5月11日発行)でアドブルー関連記事「三井物産プラがアドブルー値上げも入札で強さ誇示、輸入組は苦戦気味」を掲載しています。
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