5月第4週軽油小売市況=全国平均148.8円、6週連続値下がり
資源エネルギー庁が25日発表した5月第4週の23日現在、全国軽油小売価格は前週比1.6円安の150.4円となった。これで6週連続の値下がり。ガソリン同様、元売り各社が大型連休を挟み、時理価格を引き下げており、小売業者の多くが店頭価格を見直している。徳島県が唯一値上がりし、前週比0.1円高の146.1円だった。下げ幅が大きい地区では、島根県が前週比3.5円安の147.8円、長野県が同3.3円安の154.5円、新潟県の同3.1円安の148.9円が続く。
資源エネ庁は1月下旬から高騰する原油価格に対し、小売価格の上昇抑制を名目に元売りと輸入業者へ補助金を支給している。同庁試算によると、補助金がなかった場合、直近の小売価格は185円に達していた可能性があったという。補助金の支給で約32円の価格抑制が働いている。都市部と最高値および最安値は以下のとおり。
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