東名阪ガソリン小売市況=東京愛知は2週連続上げ、大阪は前週並み
資源エネルギー庁がまとめた13日時点の東名阪小売価格によると、東京都のレギュラーガソリンは前週比1.7円上げの171.7円、愛知県が同2.5円上げの168.8円、大阪府は前週と変わらずの170.7円だった。東京都と愛知県は2週連続の値上げとなった。
原油騰勢や円安が響き、ENEOSや出光興産、コスモ石油マーケテイングは卸価格を4週連続で引き上げており、小売業者間で店頭価格の見直しが進んでいる。政府補助金の支給で上げの勢いは緩和されているものの、コスト転嫁自体は避けられない状況だ。資源エネ庁調べでは補助金がなかった場合、店頭価格は210円を超えた可能性があったという。補助金の支給で約39.4円の抑制効果が働いている。
地区別では、首都圏の神奈川県が前週比2.9円高の167.7円、埼玉県が同3円高の166.5円、千葉県が同2.1円高の167.8円。中京地区では、岐阜県が同1.9円高の172.3円、三重県が同2円高の170.7円、静岡県が同1.8円高の169.6円。
関西地区は、京都府が同1.2円高の175円、兵庫県が同1.5円高の168.8円、奈良県が同0.2円高の167.8円。
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