日本自動車販売協会連合会が4日に発表した2022年7月の燃料別乗用車の販売状況は、18万6,711台と前年同月を12.2%下回った。賞与が支給される月だったことから、台数全体は前月を1万7,031台上回った。ただ、一部では新型コロナの第7波で感染拡大が広がる中、メーカーの工場稼働停止や部品の供給が制約されるなど、前年同月比は下回った。一方、プラグインハイブリット自動車と電気自動車は、前年同月を上回っている。
燃料電池自動車(FCV)は14台と、前月を35台下回った。前年同月比でも93.3%減と、8カ月連続の前年割れとなった。
ガソリン車販売台数は7万4,770台で、前年同月比26%減と、13カ月連続で前年割れ。一方、エコカーの販売は、ハイブリット自動車(HV)は7万8,472台で、同1.6%減。この他、プラグインハイブリット自動車(PHV)は3,306台で同42.7%増、電気自動車(EV)は3,379台で同158.5%増と、それぞれ前年同月を上回った。

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