三井化学=シンガポール子会社を英INEOSに譲渡
三井化学は26日、来年3月に連結子会社の「Mitsui Phenols Singapore(MPS)」を英国のフェノール大手INEOS Holdings(INEOS)へ譲渡することで合意したことを発表した。MPSは1999年に設立されシンガポールでフェノール事業を展開してきた。
三井化学は長期経営計画においてフェノール事業を再構築対象に位置付け、ライトアセット化により収益変動による経営への影響を低減することを目指している。この一環として、フェノール事業において世界大手であるINEOSへのMPS譲渡を決定した。譲渡額は33,000万米ドル(クロージング調整後に確定)。
三井化学は日本の大阪工場、市原工場および中国の上海に中国石油化工(シノペック)との合弁でそれぞれフェノールの生産拠点の運営は継続するとしている。
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