物流業界の環境改善を目指す審議会「持続可能な物流の実現に向けた検討会」の初会合が2日、経済産業省で開催された。来年1月まで5回の会合で論点整理を進め、来年度中に最終取りまとめ案を作成する。
初会合では、足元の業界動向や燃料価格高騰の影響、ドライバーの時間外労働を規制する「2024年問題」などを取り上げ、意見を整理。2回目以降は関係団体へのヒアリングなどを踏まえて各論を話し合う予定だ。
委員には民間シンクタンクやコンサルティング関係者、学術経験者などが参加。行政からは経産省のほか、国交省、農水省、、厚労省、公正取引委員会からも担当者が参加している。