三井物産は13日、ポルトガル空港オペレーターのアナ社(ANA)、同国エネルギー大手ガルプ(GALP)、バス製造会社カエタノバス(CaetanoBus)と、空港の脱炭素化に取り組むと発表した。バスを含む空港モビリティの動力源を従来のディーゼルエンジンから、再生可能エネルギー由来のグリーン水素を活用した燃料電池へ切り替える事でCO2排出を削減する事業の検証を行う覚書に署名した。
この検証では、空港内外で走行する既存車両の入替計画や、水素供給体制、燃料電池製造者の選定、安全確保の制度面の課題も検証。水素インフラ整備に最も適したポルトガル国内空港の選定を行う。
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