燃料油補助金=22~28日単価は36.7円、前週比1.1円増
資源エネルギー庁は22日、石油元売りなどに配る燃料油補助金の22~28日支給単価を前週比1.1円増の36.7円と発表した。補助金算定の根拠となる13~16日のドバイ原油週間平均価格は前週比1.2円高の84.2円。算定に影響する20日時点のレギュラーガソリン全国平均小売価格は前週比0.4円安の169.7円だった。
今回の36.7円はガソリン、灯油、軽油、重油が対象。同じく補助金対象である航空機燃料の支給単価は非公開となっている。現在の原油、小売価格を維持する前提で試算すると、次週29日~10月5日の支給単価は減額の方向にある。
政府は12月末までの補助金政策の延長を受け、予算を約1兆3,000億円積み増した。1~12月の補助金総支給額は計3兆円規模に膨らむ可能性がある。
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