経済産業省は、LPガスの小売価格を低減するための補助金支給を決定した。このほど閣議決定した2022年度第2次補正予算案に盛り込んだ。遠隔検針が可能なスマートメーターの導入や配送車両の導入、充てん所の自動化の設備導入などを促進し、関連業者の業務効率化を支援する。
需要家側のLPガスタンク(バルクタンク)の導入や大型化による燃料備蓄の推進のための支援も行う。補助金総額は業務効率化に138億円、LPガスタンクの導入支援に16億円を充てる。経済産業省によると、補助金の支給開始は23年1月を予定しているものの、具体的な開始時期は国会での補正予算案の可決後に確定するとしている。