三菱ガス化学=新潟工場でFCフォークリフト向け水素Sが完成
三菱ガス化学は18日、同社新潟工場(新潟市北区)で建設していた水素ステーションが完成したと発表した。米PDC Machines合同会社のFCフォークリフト用水素発生充填設備「シンプルフューエル」の純水水電解水素発生器を使い、1日あたり最大99Nm3(8.8 kg/日)の水素を製造する。三菱ガス化学の新潟工場は2022年4月より非化石証書を購入しており、実質再生可能エネルギーを活用した水素になる。同社の広報グループによると、今のところ工場の作業車両向けの供給に限られており、一般の小売り向けの販売は予定していないという。 同社は水素を使った燃料電池フォークリフト(FCフォークリフト)の運用を10月から開始。豊田自動織機の2.5トン積みと1.8トン積みを計7台導入し、工場内の荷受け作業に利用している。従来のエンジン式、バッテリー式のフォークリフトと比較して、稼働中のCO2排出ゼロ、短時間での燃料補給が可能だ。これによりCO2排出量は最大で年間18.2トン削減する。今後、トヨタ自動車の水素燃料電池自動車2台を社用車として導入する。 【会社HPより】
|
東京 : 電力チーム 工藤 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.