三菱重工=グループ会社がEMとCO2回収技術に関する提携に合意
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三菱重工は30日、グループの三菱重工エンジニアリング(MHIENG)が、エクソンモービルが手掛けるCCS(Carbon dioxide Capture and Storage)プロジェクトにMHIENGの先進的なCO2回収技術を適用し、協力を進めることに合意したと発表した。これにより、両社が有するエンジニアリング、運転の実績とコア技術を融合し、CO2回収に必要なコストを削減、適用範囲を広げることを狙う技術開発を促進する。今回の協業は、関西電力の協力を得て実施するもので、液体アミンを用いたCO2回収技術「KM CDR Process」および「Advanced KM CDR Process」をベースとしている。このプロセスはMHIENGが関電と共同開発したもので、商用ベースで年間100万トン以上の実績を有するCO2回収技術。 KM CDR Processは、多様な排ガス源から二酸化炭素を高効率に回収する技術で、90%以上の回収が可能。2021年5月からはノルウェーのモングスタッドで実証実験を行っている。
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