丸紅=ポルトガル初となるグリーン水素のパイプライン注入事業を開始
丸紅は17日、ポルトガルで初となるグリーン水素を既存の天然ガス配送ネットワークに注入する実証事業を、Floene社を通じて開始したと発表した。Floene社はリスボンに本社があり、同国のガス配送事業で7割超のシェアを持つ。日本から丸紅と東邦ガスが共同で、22.5%出資している。 この実証では、地場企業が太陽光発電由来の電力で製造したグリーン水素を、Floene社の水素配送パイプライン経由で、既存の天然ガス配送パイプラインに注入。民生・商業・産業顧客約80箇所に配送する。ポルトガルの国家水素戦略では、政府が2030年までにガス配送ネットワークへ10~15%の水素注入することを目標としており、本実証により2年間で最大20%まで水素の注入率を高めていく。 【会社HPより】
|
東京 : 電力チーム 工藤 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.