F&LC=スシロー店舗の廃食油、コスモ堺製油所内のSAF生産原料に
「スシロー」や「鮨酒肴 杉玉」の展開するFOOD & LIFE COMPANIESは5日、約680店舗で使用した年間90万リットルの廃食油をレボインターナショナルに供給すると発表した。有償扱いで、販売価格や価格体系などは非公開。
買い付けたレボインターナショナルはサファイアスカイエナジーが計画するSAF(Sustainable Aviation Fuel)製造装置に流す。サファイアスカイエナジーは昨年11月、レボインターナショナル、日揮HD、コスモ石油の3社で立ち上げた廃食用油原料の国産SAF製造および供給会社。コスモ石油の堺製油所内にSAF生産設備を建設し、2024年内の完工、2024年下期~2025年度初頭からの運転開始を計画している。出資比率は日揮HDとコスモ石油が48%、レボインターナショナルが4%。
大手外食チェーンが全国規模で廃食用油を供給する取組みは業界初。
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