資源エネルギー庁は12日、石油元売りなどに配る燃料油補助金の13~19日支給単価を前週比5.3円増の17.2円と発表した。補助金算定の根拠となる4~10日のドバイ原油週間平均価格は前週比5円高の71円。算定に影響する10日時点のレギュラーガソリン全国平均小売価格は前週比0.2円高の168.3円だった。
今回の支給単価17.2円はガソリン、灯油、軽油、重油が対象。同じく補助金対象である航空機燃料の支給単価は非公開となっている。現在の原油、為替、小売価格を維持する前提で試算すると、次週20日以降の支給単価は引き続き増額の方向にある。