JR西日本=30年代に水素燃料車両を導入、播磨臨海地域CNPを推進
JR西日本は2030年代に現行の軽油使用車両を水素燃料車両に切り替える方針だ。現在は約450車両を有しており、条件が整い次第、順次置き換えていく。同社の資料によると、2021年度の軽油使用量はグループ全体で3万4,769kl、うちJR西日本単体では2万3,517klだった。グループ内の高速バスや物流関連のトラック、施設作業用のフォークリフトなどで軽油を使用している。また、ガソリンはグループで5,944kl、灯油は2,201kl、A重油は1,510klを使用している。
JR貨物の姫路貨物駅内に総合水素ステーションを建設する計画で、輸入した液化水素を使用し、水素燃料車両やバス、トラックなどに水素を供給する。
兵庫県は今月12日に「播磨臨海地域カーボンニュートラルポート(CNP)の取組」を発表。播磨地区と瀬戸内地区を主な対象とし、水素などのサプライチェーン拠点の形成と推進方針を示した。播磨臨海地域のCO2排出量は2013年度ベースで3,875万トンに達しており、2050年にゼロを目指す。水素供給目標を姫路港と東播磨港を合わせて2030年に約19万トン、2050年に571万トンを想定。JR西日本もこうした動きに呼応している。
2021年度のLNG輸入量を見ると、播磨臨海地域は姫路港が全国5位の約1,375万トンと全国の約10%を占めた。トップは木更津港の2,274万トン、次いで千葉港の1,954万トン、名古屋港の1,483万トン、川崎港の1,464万トンだった。


