燃料油補助金=11~17日支給単価は14.1円、前週比2.7円減
資源エネルギー庁は10日、石油元売りなどに配る燃料油補助金の11~17日支給単価を前週比2.7円減の14.1円と発表した。補助金算定の根拠となる4月25日~5月8日のドバイ原油週間平均価格は前週比2.5円安の67.8円。算定に影響する8日時点のレギュラーガソリン全国平均小売価格は前週比0.3円安の167.8円だった。元売り各社の仕切り価格引き下げを受けた。
またゴールデンウィーク(GW)期間中のガソリン需要は西日本を中心に伸び悩んだ。GW期間後半の雨天が響いた。
今回の支給単価14.1円はガソリン、灯油、軽油、重油が対象。同じく補助金対象である航空機燃料の支給単価は非公開となっている。現在の原油、為替、小売価格を維持する前提で試算すると、次週18日以降の支給単価は再度減額の公算が大きい。
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