トヨタ=富士耐久レース、液体水素車が初参戦で完走
トヨタ自動車は、「ENEOS スーパー耐久シリーズ 2023 第2戦 NAPAC 富士 SUPER TEC24時間レース」(5月26~28日開催)に、液体水素を燃料とした「#32 ORC ROOKIE GR Corolla H2 Concept」(水素エンジンカローラ)で参戦し、28日に完走したと発表した。液体水素を燃料として搭載した車両のレース参戦は、世界初になる。 液化水素を燃料に使うと、体積当たりのエネルギー密度が上がるため充填から航続距離は約2倍になるが、充填時間はこれまでどおり1分半で可能となっている。今回、使われた水素の一部は2022年2月にHySTRAのプロジェクトとして豪州から搬入された褐炭由来の液化水素が利用されている。 HySTRA:川崎重工、岩谷産業などから構成される技術研究組合。豪州ラトロブバレーでの褐炭ガス 化・水素精製、ヘイスティングス港での水素液化・液化水素貯蔵、豪州から日本への液化 水素海上輸送の実証を行った。
【会社HPより】
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