太陽石油=沖縄でSAF製造事業を検討、三井物産と協業へ
太陽石油と三井物産は26日、エタノール原料の持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel)および軽油代替燃料のリニューアブルディーゼル製造に向け、共同検討を行うと発表した。三井物産出資の米国関連会社が有するAlcohol to Jet技術を使用し、南西石油の所有遊休地で2028年度の生産開始を予定している。年産最大22万klの国産SAFおよびRDの製造を目指す。協業事業は今年4月に内閣府沖縄総合事務局の「令和5年度沖縄型クリーンエネルギー導入促進調査事業」に採択されたもの。
太陽石油は、環境配慮のサステナブルツーリズムが注目されつつあるなか、観光産業が盛んな沖縄県で事業創出が期待できるほか、沖縄県内や国内だけではなく、今後はアジア地区への輸出も想定しているという。
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