液化石油ガス(LPG)元売りのENEOSグローブは15日、同社が運営する七尾ガスターミナル基地からの陸上出荷を再開した。同社によると、基地構内の道路は応急処置を終えたものの、周辺道路の復旧が完了していないという。そのため、「混雑が発生しないよう配慮したうえでの出荷体制」(ENEOSグローブ)となっている。同社は当面、基地構内に出入りするローリートラックの時間と台数を制限するほか、同社の新潟ガスターミナルや、他の元売りが運営する中京の基地での振り替え出荷も引き続き実施する構え。一方、パイプラインの点検が完了していないことから、海上出荷は現在も停止中だ。