大林組=グリーン水素を鉄道で輸送、国内初の試み
大林組は、大分県玖珠郡九重町で製造されたグリーン水素の輸送手段として鉄道を利用し、従来のトラックによる輸送に比べ、輸送時のCO2排出量を82%削減したと発表した。鉄道による水素輸送は国内で初の試み。 同社は現在、岩谷産業が発注した神戸市内にある研修施設の建設現場で「CO2排出量削減に資する各施策の実証」を実施している。この一つに水素による電力供給を行っており、大分で製造したグリーン水素を月1回程度、トラックで輸送していた。今回JR貨物、全国通運、江藤産業と協力してモーダルシフトに切り替え、1回の輸送でCO2排出量を従来の0.347トンから0.062トンに削減させた。同社は建設現場だけでなく、資機材輸送時や施工に係るサプライチェーン全体でCO2排出削減に取り組んでいる。 同社HPより 鉄道コンテナに搭載されたカードル |
東京 : 電力チーム 工藤 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.