液化石油ガス(LPG)元売りのENEOSグローブが運営する川崎ガスターミナルの陸上出荷が24日16時以降、停止している。市場関係者によると、電気系統のトラブルが要因。このため、同社が運営する千葉ターミナルや他の元売りが運営する川崎地区の複数の基地で、振り替え出荷が行われている。ただ、これらのなかには引き取り数量が増えたことで在庫が低下し、同じく一時的な出荷停止を余儀なくされた基地もあるもよう。このなか、京浜地区におけるLPGの供給がにわかに引き締まっている。川崎ガスターミナルにおける陸上出荷の再開時期は、現時点で見通しが立っていない。