大手新電力のイーレックスが30日、グループ子会社が保有する土佐発電所(出力2万kl)を8月末で休止すると発表した。設備の老朽化で運転維持費が増大、採算が悪化していた。
　
　土佐発電所は石炭火力発電所として1997年に運転を開始。イーレックスが2012年に譲り受け、2013年からパーム椰子殻(PKS)混焼のバイオマス発電所として営業運転を開始した。2019年2月末にバイオマス専焼の発電所となった。