千代田化工建設は13日、「しが水素拠点形成コンソーシアム」に入会したと発表した。滋賀県における水素供給拠点の形成に向けた検討を開始するため設立されたもので、自治体と連携して、設立趣旨に向けた取り組みを推進していく。
滋賀県は、産業分野の脱炭素化に向けては電化の難しい領域である熱利用等における水素エネルギーの利用促進が重要と考えており、化石燃料の代替としての水素需要ポテンシャルは年間約20万トンと試算している。この需要を賄うための供給体制の構築に向けた検討をすすめるもので、同県の米原エリアおいて水素の供給拠点の形成に向けた実現可能性を探る。
  
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