伊藤忠エネ=建設現場にRD40導入、大成建設と協業で
伊藤忠エネクスは28日、大成建設が進める大阪市中央区本町4丁目の大阪第二有楽ビル建て替え建設工事に既存軽油の代替燃料として既存軽油とリニューアブルディーゼル40%を混合したRD40を導入した。国内建設現場で初の試みで、機械や車両のCO2排出量を約40%削減できる。
伊藤忠エネはRD40供給のため配送拠点を大阪府貝塚市に設け、タンクローリーによる巡回給油サービスを開始。今後は関東圏の建設現場でも導入を視野に供給体制作りを進めている。
今回の建設現場に対する取扱数量や燃料単価は非公開としながらも、関係者によると燃料単価は既存の軽油小売価格に対して2~3倍の範囲内という。同社が扱うRDはネステ社から輸入したHVO(Hydrotreated Vegetable Oils)で、2021年から本格的に取り扱いを始めた。
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