富士興産=BDFを供給ネットワーク構築へ、環境展に出展
28~30日にかけて東京ビッグサイトで開催されている環境展に富士興産が出展している。バイオマスやバイオ燃料など次世代燃料を手掛ける企業や環境インフラを提供するメーカーなど複数が参加。1日の来場者数は2万人を超えている。
富士興産はバイオディーゼル燃料(BDF)分野へ積極的な投資を進め、製造拠点の拡充を図っている。今年2月には兵庫県姫路市に年間1万2,000klの出荷能力を持つ大型混和製造設備の建設を発表。今夏に本格稼働を予定している。姫路製造所は日本初の高性能濃度可変型ブレンダーを導入し、B5軽油からB100燃料まで濃度別のBDF製造が可能だ。同社は既に大阪府岸和田市に自社製造所を持ち、関東では千葉県野田市の朝田商会と協業し、BDFの製造や販売を行っている。同社は関西国際空港の作業車両にB30燃料を供給し、CO₂排出量の削減を進めている。
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5月29日東京ビッグサイトNEW環境展撮影
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