九電=定検中の玄海3号機、10日に通常運転に復帰
九州電力は10日、3月28日から定期点検で停止中の玄海原発3号機(118万kW、加圧水型、佐賀県玄海町)について、同日に通常運転に復帰したと発表した。同機は6月15日の発電再開後、徐々に出力を上昇させながら、各機器の機能を確認するための調整運転を実施していた。 同機は当初、6月4日に原子炉を再起動し、6日から調整運転に入る予定だった。しかし、主蒸気系統の検査に使用する弁の1つに不具合が確認されたことから、原子炉の再開工程を延期。点検を実施し、一部の部品について交換を行った。 玄海原発には3号機と4号機(各118万kW)で構成されており、4号機も現在、通常運転を行っている。
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