ユーグレナ=バイオ燃料プラントの出資引き上げ、28年下期に稼働へ
ユーグレナは17日、マレーシアのペトロナスおよびエニと協業しているバイオ燃料製造プラント建設プロジェクトに対し、出資比率を15%に引き上げたと発表した。出資引き上げで年間約10万klのSAF(Sustainable Aviation Fuel)とHVO(Hydrotreated Vegetable Oil)のバイオ燃料を取り扱う。
建設プラントはマレーシアのジョホール州に位置し、2025年に工事を開始。2028年下半期の稼働開始を予定している。原料処理能力が年間約65万トン、バイオ燃料の製造能力は日産1万2,500バレルを想定し、アジア最大級のバイオ燃料製造プラントとなる見通し。原料は使用済み植物油や動物性油脂、廃食用油、将来的には微細藻類由来の藻油などのバイオマス原料を使用する予定だ。
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