北電=ペロブスカイト電池の寒冷地耐久実験を開始
三菱HCキャピタル、エネコートテクノロジーズ、北海道電力の3社は6日、ペロブスカイト太陽電池を活用した共同実証契約を締結し、今月から共同実証実験を開始すると発表した。
実証実験では、これまで検証例が少ない低温環境下におけるペロブスカイト太陽電池の耐久性や発電特性に関する恒温恒湿室を用いたラボ試験と、実際の利用環境に近い実験施設で1年間、フィールド試験を実施。積雪寒冷地にも適応可能な施工・管理方法の開発を目指す。
3社はプレスリリースで「実証実験を通じ、発電特性の把握や施工方法のノウハウを獲得し、ペロブスカイト太陽電池の社会実装を牽引することで、脱炭素社会に貢献したい」と述べた。
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