ユーラスエナジー=チリで太陽光発電所を新設、計10カ所に
ユーラスエナジーホールディングス(HD)は13日、同社のグループ会社であるEurus Energy Chile SpA(チリ、サンティアゴ)が、チリ国内で建設を進めていた太陽光発電所「Venezia(連系容量:9,000 kW)」が完成し、営業運転を開始したと発表した。すでに7月9日から営業運転を開始している。同発電所の営業運転開始で、小規模分散型発電システム支援制度(PMGD:Pequeños Medios de Generación Distribuída)に基づき建設を進めていた8カ所の太陽光発電所が全て営業運転を開始した。 今回の運開で、同社はサンティアゴから50~400km圏内に3,000~9,000kWの太陽光発電所8カ所を運営することになった。この他に同社は2017年、同国内に2カ所の太陽光発電所を操業開始しており、計10カ所の発電所の連系容量は67,800kW(交流/直流ベースで約80,000kW)となった。 ユーラスエナジーHDの広報担当者によるとチリの日射量は日本の2倍強で、「太陽光発電のポテンシャルが高い。引き続きチリにおける再生可能エネルギー事業の拡大に取り組みたい」などと話した。
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