東北電=女川原発2号機を計画停止、再起動まで10日程度
東北電力は21日、女川原発2号機(定格出力82万5,000kW、沸騰水型、宮城県女川町、石巻市)について、水素濃度検出器の交換作業に向け、同日1時00分に発電を停止し、13時11分に原子炉を冷温停止したと発表した。東北電は19日に2号機の計画停止を発表していた。再起動までは10日間程度を見込んでいる。 同発電所では今年5月と6月、原子炉付近に設置されていた水素濃度検出器2台(合計4台設置)に不具合が確認された。今回の計画停止は、不具合のある検出器2台を含む検出器4台すべてを交換するため実施される。東北南部は厳しい暑さとなっているが、東北電の広報担当者は「電力需給に影響がないことを確認した上で停止という判断をした。火力発電の焚きましなどで対応していくことにはなると思うが、個別の電源の内訳については回答を控えたい」と説明した。
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