大ガス=和歌山御坊バイオマス発電所の商業運転を開始
大阪ガスがエネウィル、SMFLみらいパートナーズと共同で出資する合同会社が21日、「和歌山御坊バイオマス発電所」(発電容量5万kW、和歌山県御坊市)の商業運転を開始した。 運営は和歌山御坊バイオマス発電合同会社が担う。使用燃料は木質ペレットとPKS。同発電所の商業運転開始で、大ガスグループの出資参画意思決定済の8か所のバイオマス専焼発電所が全て稼働済みとなり、合計発電容量は約45万kWとなった。 同発電所の運営については、大ガス子会社のDaigasガスアンドパワーソリューションが技術支援を行う。大ガスの広報担当者は「バイオマス専焼発電所は天候や時間帯に関わらず発電が可能な安定電源という特徴がある。今後も各発電所の安定操業に取り組みたい」と話した。
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