関電=大飯原発3号機が10日に営業運転を再開、8月に油漏れトラブル
関西電力は10日、第21回定期検査中だった大飯原発3号機(定格出力118万kW、加圧水型、福井県大飯郡)について、同日15時に営業運転を再開したと発表した。同機は8月14日に原子炉を起動し、16日から調整運転を開始していた。 関電によると、大飯原発3号機では8月19日11時10分頃、B-循環水ポンプの圧油導入装置から油が漏れるトラブルがあったが、圧油導入管と腐食が認められた調整板を取替えるなどをし、9月6日にポンプを復旧させた。発電所に問題はなく、環境への影響もなかった。
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