JERA=東扇島1号機が18日から出力低下を実施、設備故障で
JERAが東京エリアで運用する大型LNG火力である東扇島1号機(定格出力100万kW)が、18日9時50分から出力低下を実施したことが分かった。低下量は50万kWと、定格の半分。ボイラー関連設備の故障が原因とされ、同日16通常運用へ復帰は未定。 18日の東京エリア管内の電力需給は高気温による需要増加に伴い、引き締まり傾向となっている。同日10時時点で16~16時30分の想定エリア予備率は2.46%となり、安定供給に必要な3%を下回っている。 東京エリアでは17日と同様に調整力調達不足の解消を目的として、一般送配電事業者による揚水発電設備の運用を織り込んでいる。現時点では発電機の追加起動等の対策を講じることで、安定供給可能な見通しとしている。
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