九電=玄海4号機が20日から発電再開へ、弁の取り替え作業が終了
九州電力は17日、今年7月27日から第17回定期検査を実施している玄海原発4号機(定格出力118万kW、PWR型、佐賀県玄海町)について、来週20日から発電を再開すると発表した。主蒸気隔離弁ベント弁を予備品に取り替える作業が終了した。他に3つある主蒸気隔離弁ベント弁についても分解点検を実施したもよう。 17日に原子炉を起動し、18日に臨界に到達させる。発電再開後は、徐々に出力を上昇し各機器の機能を確認するための調整運転を行う。11月14日に総合負荷性能検査を終了し、通常運転に復帰する予定。 同機は当初、9月30日に原子炉を起動し、10月2日に発電を再開する予定だったが、9月28日に主蒸気系統の検査に使用する弁で不具合(シート漏れ)が見つかったため、発電再開が未定となっていた。
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