大阪ガス=「化けるLABO」が万博協会から表彰
|
大阪ガスは14日、大阪・関西万博で展示していたe-methaneの製造実証設備「化けるLABO」が、日本国際博覧会協会が募集した「持続可能な取り組みに関する表彰(脱炭素部門)」に選ばれたと発表した。「化けるLABO」は万博会場内で発生したCO2を再利用した人工的なメタン生成でイベントのカーボンニュートラル化に貢献したほか、拡張現実(AR)技術を用いた展示方法で多くの来場者を楽しませた。「多数の企業が脱炭素に取り組まれているなか、我々の実験が表彰されたことは今後の研究にも箔がつき、海外へのアピールにもなる」(大阪ガス)。
万博の閉幕に伴い、「化けるLABO」は解体されるが、大阪ガスは今年度中にも新潟県長岡市でINPEXらとe-methaneの拡大生産の実験を始める予定で、「万博の実験で得られたノウハウや知見を活かしていく」(同)意向だ。大阪ガスは「化けるLABO」での成果を、リム情報開発が11月11~12日に東京国際フォーラムで主催する国際会議「リム・エネルギー・アゴラ」でも紹介する。 |
東京 : LNGチーム 志賀 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.



