北ガス=国際クルーズ客船へLNGバンカリング
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北海道ガス(北ガス)は5月16日に函館港で商船三井テクノトレードとの連携の下、国際クルーズ客船「Luminara」号にLNGバンカリングを実施した。北ガスはこれまで日本郵船運航の客船「飛鳥Ⅲ」や商船三井運航のフェリー「さんふらわあ かむい」にLNGを船舶燃料として供給してきたが、本船は「ザ・リッツ・カールトン・ヨットコレクション」が運航しており、外国籍のクルーズ客船にLNGバンカリングを実施したのは、道内では今回が初めての事例となる。 「Luminara」号へのLNGバンカリング自体は、西部ガスが今年4月に長崎港で先んじて実施。その際も商船三井テクノトレードが本船への燃料販売に携わっていた。北海道ガスは西部ガス同様、今回の事例でLNGの調達およびバンカリング作業を担った。LNG供給は陸上のLNGローリーから船舶へ供給する「Truck to Ship」方式を採用。LNGは石狩基地(年間受入能力460万トン)から運んだ。 一方、北ガスによると、LNGの販売価格は商船三井テクノトレードとリッツ・カールトンの交渉で決まっているという。LNG輸入価格のベースとなるブレント原油市況やLNGの国際スポット相場はイラン周辺での軍事衝突が勃発した2月末以降、高値圏で推移しているが、「日本国内における一般的な都市ガス価格は上昇が抑えられている」(北ガス)ことから、LNGバンカリングの契約価格も暴騰は回避できているとみられている。北ガスが7月検針分のガス料金に反映する平均原料価格にいたっては、LNGがトン当たり8万7,440円と、前年同月に比べて同4,010円低くなっている。
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