ENEOS=根岸製油所にHVOを大ロットで輸入、環境価値販売へ
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ENEOSは30日、神奈川県横浜市の根岸製油所のタンクに水素化処理植物油であるHVO(Hydrotreated Vegetable Oil)を輸入したと発表した。HVOは軽油とほぼ同じ化学構造を持つため、軽油の代替として既存のエンジンや燃料供給システムを改造することなくそのまま給油、使用することができる。また、低温特性に長けており、長期保存にも優れている。
ENEOSは、今回のHVOを鶴見サンマリン所有のタンカー「CRANE STELLA」で運搬した。同船の総トン数は4,902トン。これまでHVOの輸入は最大積載量が26klのISOコンテナなどを用いた小規模のものが多く、大規模なHVO輸入は今回が国内で初めてとみられる。アジア品が輸入されたようだが、ENEOSは詳細を発表していない。
ENEOSは、HVOの環境価値をマスバランス方式およびBook and Claim方式で需要家に提供する。持続可能な航空燃料であるSAF(Sustainable Aviation Fuel)についても、環境価値の販売を実施している。バイオ燃料の製造コストは化石燃料と比較して割高となっているが、環境価値を切り離して販売することによって、バイオ燃料の導入や普及コストを荷主や運輸会社など複数の関係者で分散しやすくなる利点がある。
根岸製油所におけるHVO搬入の様子
(出所:ENEOS ホームページ) |
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